インドと釈尊【原始仏教関連】のトピック一覧
- 『長阿含経・三聚経』1
- 2011/05/04 [12:08]
このように私は聞きました。仏さまがコーサラ国の祇園精舎にご滞在され、1250人の大比丘衆とともにおられた時のことです。 その時、世尊は諸比丘に告げられました。 「私は汝らに内容が清浄で、梵行も備わっ....
- 『増一阿含経・十念品 一』
- 2011/04/29 [19:30]
このように聞きました。コーサラ国の祇園精舎に仏さまがご滞在中の時に、世尊は、 「まさに一法を修行しなさい。この一法を広く教え説くならば神通を得て、諸々の乱れた想念を去り、沙門果を得て涅槃に到達し....
- 『雑阿含経・非我経』
- 2011/04/29 [19:18]
私はこのように聞きました。仏さまがコーサラ国の祇園精舎にご滞在の時のことです。世尊は諸比丘にお話しされました。 「肉体(色)は自我(アートマン)ではありません。もしも、肉体が自我であるならば、肉....
- 『増一阿含経・安般品2・8』
- 2011/04/25 [14:10]
このように聞きました。仏さまが祇園精舎にご滞在の時のことです。生漏婆羅門が世尊のみもとに参り、 「悪しき友を観る時はどのように観ずるべきでしょうか」 と質問しました。すると世尊は、 「月を観ずる....
- 雑阿含経・仙尼経
- 2011/04/18 [21:01]
私はこのように聞きました。仏さまがラージャガハの竹林精舎におられた時のことです。セーニャという名の外道の出家が仏さまのもとを訪れ、挨拶をしてからこのように申し上げました。 「世尊よ、過日、さまざ....
- 『雑阿含経・浄経』
- 2011/04/17 [18:18]
このように私は聞きました。ある時、仏さまがコーサラ国の祇園精舎に滞在されておりました。その時、世尊は、諸々の比丘たちに告げられました。 「仏になる一乗道があります。諸々の衆生を浄め、憂い悲しみを....
- アートマンは霊魂か?
- 2011/04/15 [20:45]
学者の多くは、「釈尊は霊魂を否定した」と説いております。これは釈尊がアートマン(我・自我)を否定したからです。バラモン教では生き物にはアートマンという永遠不滅の本質的自我があって、それが輪廻転生....
- 自分を縛る見解を捨てる
- 2011/04/08 [16:20]
人間はどうしても自分の見解に縛られがちです。そのために仏さまの教えがストレートに入っていかなくなります。 ちょうど升に水がなみなみと入っていたら、そこにお酒をつごうとしてもつぐことができないの....
- 釈尊の教法を伝える経典
- 2011/03/08 [21:32]
今さらながら、原始経典群について述べたいと思います。 仏教は俗に八万四千の法門と言われるように、さまざまな経典を擁しております。しかし、すでにご承知の向きも多いように、釈尊とその直弟子たちの教....
- 輪廻転生について
- 2011/02/13 [11:53]
『雑阿含経・血経』に、 「衆生は無始生死より無明に蓋われ、愛は其の頸に繋ぎ、長夜に生死輪轉(注=輪廻転生の略)して苦の本際を知らず」 とあり、『雑阿含経・涙経』、『雑阿含経・母乳経』、『雑阿含経....