インドと釈尊【原始仏教関連】のトピック一覧
- 念(sati,smṛti)について
- 2015/07/27 [17:35]
佐藤哲朗氏のまとめが興味深かった。
[現代仏教論]念(sati)についての考察
http://d.hatena.ne.jp/ajita/20
- 上座部仏教も部派仏教
- 2015/06/30 [14:00]
日本テーラワーダ仏教協会というスリランカ系の上座部仏教の団体が日本にもできて、ここが「根本仏教」を名乗っているようです。 「根本仏教」とは、ほぼ「原始仏教」と同義語ですが、原初の仏教という意味と同....
- 空と縁起
- 2013/04/17 [21:12]
大乗仏教の根本教理は、やはり「空」になると思います。そして大乗仏教というのは、ご承知のように釈尊が直接説いたものではありません。釈尊とその弟子たちの教法を知ることができるのは、時に小乗経典と貶称....
- 信仰から始まる
- 2011/12/07 [15:23]
釈尊の説かれた涅槃に入るための修行法である三十七道品の一つに五根法があります。これは、 1)信根 2)精進根 3)念根 4)定根 5)慧根 の五つからなりますが、その最初に行うべきものが1の「信根」で、....
- 梵天勧請と縁起
- 2011/09/28 [19:55]
梵天勧請は南伝律蔵の「大品」に説かれております。それを友松圓諦氏が『仏教聖典』(講談社学術文庫刊)で訳しておりますので、ここに挙げましょう。 世尊は七日をすぎてのち、その三昧より起ち、ラージャヤ....
- 因縁法頌
- 2011/09/17 [22:43]
智慧第一の仏弟子であるサーリプッタがまだ外道の出家だったとき、仏弟子のアッサジに出会い、その行住坐臥に感心したサーリプッタは、アッサジの師とその教えについて訊ねました。そこでアッサジは、 「あら....
- 四諦の瞑想
- 2011/08/30 [21:45]
原始経典群の五根法に関する記述を読んでいくと、四諦は単なる教理ではなく、瞑想次第でもあることが分かってきます。四諦の瞑想は五根法の慧根という修行になるのです。私は最近、毎日この四諦の瞑想から念根(....
- 原始仏教2
- 2011/08/21 [15:14]
すべての経は、「このように私は聞きました」の言葉から始まります。このため、すべてが釈尊一代で説かれた経だと、昔は思われていました。もっとも「偽経」(「ぎきょう」と読みます)という区分があり、中国....
- 原始仏教1
- 2011/08/16 [22:32]
日本における原始仏教の研究が始まったのは明治以降のことです。これは西洋の学問が輸入され、西洋人の仏教研究法が採用されたためです。 しかし、西洋では原始仏教などという用語はあまり用いません。せい....
- 釈尊の悟り……縁起の法
- 2011/08/15 [18:10]
釈尊は菩提樹下で悟りを得られました。その内容とはなにか? 端的に示しているお経があります。それは「パーリ五部」の『小部経典』所収の『ウダーナ』(自説経)です。 「まことに熱意を込めて思惟する聖者....